ビジネス切り口別

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シニアの消費は「年齢」ではなくシニア特有の「変化」で決まる

「年齢によるセグメント分け」には注意が必要だ。なぜなら、私たちがモノやサービスを買うのは「何かの状態が変化した時」であり、必ずしも「ターゲット顧客の年齢」では決まらないからだ。
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なぜ、シニア向け商品をひとまとめにした店舗は受けないのか?

「シニア向け商品」を前面に打ち出した店舗やモールはジジ臭い・ババ臭い雰囲気になりやすく「売り手の企み」が見透かされやすい。この結果、シニア自身が行きたいと思うような場所にならない。
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地域での新規事業のカギは都市部から見た強みを探すこと

成功する地方発シニアビジネスの共通点は、地域の資源を徹底的に活用して事業の強みに変えていること。地域の強みとは、実は大きな市場のある都市部から強みに見えること。
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新規事業の差異化のカギは「自社の強み」の見極めと活用

新規事業を企画する場合は「自社の強み」が何で、それをどう活用すれば市場で差異化できるかを徹底的に考えていく方が早道だ。外部のプロの力を借りて客観的に評価してもらうのも手。
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時間消費がモノ消費を促す「大規模美術館」という総合アートパーク

メトロポリタン美術館やオルセー美術館などの大規模美術館は、美術館内の複数か所を回遊して美術品を鑑賞したり、知識を得たり、連れの人と意見交換したりという「知的時間消費」の場。これがモノ消費を生む。
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バイヤーは機能性表示食品に期待、消費者はそうとは限らない

バイヤーが価値ありと思っていることと、消費者が価値を感じることとにギャップがある。バイヤーが欲しがる商品が短期的には売れるが、中長期的には消費者が求める商品が売れる。
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新たに始めたことを三日坊主にせず「習慣行動化」する秘訣

習慣行動化のカギは、対象者にとっての①恩恵が最大化され、②手間・費用が最小化される方策を見つけ出すこと。この考え方はシニアを対象とした会員制サービスでの離脱率低下の方策としても応用が効く。
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なぜ、西銀座チャンスセンターで多くのシニアが宝くじを買いに行列に並ぶのか?

宝くじを買うと脳内の報酬系という神経ネットワークに「ドーパミン」が放出されやすくなり、「元気」や「やる気」、「ワクワク感」を感じさせてくれる。報酬系の原理は様々なビジネスに応用できる。
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なぜ、野球場や海辺で飲むビールは一段と美味いのか?

野球観戦時にビールが美味しいのは、野球観戦時の「ワクワク感」を、その時に飲むビールや食べ物の「満足感」と勘違いしているためだ。うした現象を心理学で「感情ヒューリスティック」と言う。これを用いると、いろ...
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「部分最適による不便」の解消が求められている

シニアの需要の多い医療関連分野は、未だ「サービス・シーズ」による縦割りが強く、シニアの「不(不便・不満)」が多い。個々のサービスは部分最適であり、利用者の立場からの全体最適になっていない。