シニアビジネス事例

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「価格が安い」と「安っぽく見える」は全く違う

その製品の「価格の安さ」が付加価値を上げる場合とそうでない場合がある。例えば「バーリアル」という発泡酒は、ほとんどビール並みの味と品質にもかかわらず、500ミリリットルで110円(税込)。ビールなら2...
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「顧客を囲い込む」という発想を捨てる

企業の担当者から「お金と時間に余裕のあるシニア顧客を会員制サービスで囲い込みたい」という相談を受けることが時々あります。しかし、この類の話でうまくいった例はほとんどありません。その最大の理由は「囲い込...
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商品を売る側が「客を感動させよう」とすると感動しない

人は感動すると自分でも何か行動を起こしたくなり、消費する。一方、商品を売る側が「顧客を感動させよう」と意図的に行うと売れない。ディズニーの映画「アナと雪の女王2」でのステマ(ステルス・マーケティング)...
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知縁型店舗×商品生態系がシニア消費を促す

知縁とは「知的好奇心が結ぶ縁」という意味です。知縁型商品の特徴は、知的好奇心の似た人どうしが集まることで売れやすくなる商品で、その代表としてクラブツーリズムのテーマ型旅行、カルチャーセンターや大人向け...
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お一人様世帯の価値は小型・軽量・健康・高品質

一人暮らし世帯が求める価値のキーワードは「小型(小口)」「軽量」「健康」「安心」「手軽」「高品質」。一人暮らしの年配者は、一人分を都度作るのが面倒なので、「手軽」に「美味しく」て「健康にいい」という価...
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「一人でも楽しめる」商品をつくる

社会の高齢化が進むと一人暮らし世帯が増えます。しかし、一人暮らし世帯でなくても、特に旅行などでは「一人で楽しみたい」という人たちもかなり存在します。「旦那と旅行してもつまらないから、一人で参加する」と...
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商品・サービスを個客に「パーソナライズ」する

学習療法が認知症の人に対して改善効果が大きい理由の一つは、どんなレベルの認知症の人にでも「必ず100点満点を取ってもらう」ことにあります。ただし、学習者に100点満点を取ってもらうには、その人の認知能...
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旧態依然として「不」が多い市場を狙う

有望なシニア市場の例のひとつは、需要側が変化しているのに、供給側が旧態依然としていて利用者の「不(不安・不満・不便)」が多い市場です。この市場の代表が補聴器市場です。、家電製品のリモコン市場、固定電話...
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規制導入・規制緩和で生まれる市場機会を考える

新しい法律や制度の施行、規制緩和で新たな市場が生まれます。こうした機会をうまく活用すると、比較的敷居が低く、新規事業に進出できます。例えば、13年4月に祖父母から孫への教育資金の贈与が1,500万円ま...
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中高年が子供時代に親しんだもののリバイバルを考える

単に昔ヒットしたものをリバイバル商品にしたら売れるわけではない。現代風のアレンジを施したうえで、楽しかった頃のコンセプトをリアルに再現するのが「ノスタルジー消費」を促すポイント。目の肥えた中高年がリア...