ビジネス現場で直面する「7つの壁」 - シニア市場特有の壁と新事業の壁

苦戦事例の理由

昔と比べて市場の性質が変わったにもかかわらず、多くの企業におけるビジネスのやり方が、以前とそれほど変わっていない。このことから、団塊・シニアビジネスの現場においては、次の「壁」に突き当たって苦戦する事例が目につく。

  1. 綿密な市場調査をしても顧客のニーズがつかめない「市場調査の壁」
  2. せっかく確保した見込み客が実際の顧客にならない「顧客開拓の壁」
  3. せっかくよい商品をつくっても思うように売れない「商品営業の壁」
  4. 団塊・シニア世代向けとうたった商品が売れない 「商品開発の壁」
  5. 会員制サービスで入会した会員を引き止められない「顧客維持の壁」
  6. 多額の予算を注ぎ込んでも収益が一向に上がらない「収益向上の壁」
  7. 社内で新規事業を立ち上げようとするときに生じる「新規事業の壁」

苦戦事例の共通点は、
複数の「壁」に同時に突き当たっていること

これらの苦戦事例の共通の特徴は、複数の「壁」に同時に突き当たっていることだ。特に、しばしば大きな「壁」となって立ちはだかるのが、(7)の社内で新規事業を立ち上げようとするときに生じる「新規事業の壁」である。これは、団塊・シニアビジネスに特有のものではない。既存の収益事業が回っているなかで、新規事業を立ち上げようとするときに必ず起こる組織内の摩擦である。特に高度成長期に収益構造ができあがった従来型の組織が、「多様性市場」である団塊・シニア市場で新規事業開発に取り組む場合、こうした摩擦が起きやすい。

過去のしがらみにとらわれない
新しいビジネスのやり方が必要

このように団塊・シニアビジネスの現場で直面する「壁」の中身は、市場の多様性が強まっていることに起因する「壁」と、そうした市場に柔軟に対応できていない組織の「壁」だということができる。こうした「壁」に突き当たる最大の理由は、これまでの成功体験や過去の因習が組織を構成する人たちのなかに根強く残っていることだ。したがって、この「壁」を乗り越えるためには、過去のしがらみにとらわれない新しいビジネスのやり方が必要なのである。

団塊・シニアビジネスの「7つの壁」を乗り越える方法を知る

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