『シルバー産業新聞』
      社会変化が生み出す新事業

 
入居者が見学者の案内役に 米ペンシルバニアのリタイアメント・コミュニティ
 
  2005年11月10号 第20回
村田裕之
 

こうした「自己完結型」ともいえる施設群の徹底した充実は、大都市から離れていることが大きな理由だ。

アリゾナ州のサンシティもそうだが、アメリカ人は何もなかった更地に新たな町を創り出すのが大得意だ。

だが、いくら充実した施設群があるとはいえ、大都市から離れた田舎の二千戸の住居に入居者を集めるのは並大抵のことではない。

通常、こうしたリタイアメント・コミュニティの九割は、入居者の大半が移住前に半径六〇マイル(九六キロメートル)以内に住んでいるからだ。

ところが、ウィローバレーの場合、入居者のうち、ペンシルバニア州からの移住は四割。残りは全米各地から移住している珍しい例。

なぜ、こうしたことが可能なのか。


(本文より抜粋)

 

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