『シルバー産業新聞』
      社会変化が生み出す新事業

 
生活習慣病対策から生まれた最先端メディカル・フィットネス
 
  2005年5月10号 第14回
村田裕之
 

主治医のマイク・ニコルス博士は、「心臓発作や脳卒中で倒れる人の半分が、従来の医療診断ではその予兆を把握できないのです。このことを二〇年の臨床経験から感じていました」と語っている。

だが、対策として、悪しき生活習慣を改めるよう口で指導しても患者の生活行動を変えるのは難しい。そこで、ニコルス博士は「医師、栄養士、指導員、患者が一緒になって改善活動に取り組む今のスタイルを考案したのです」という。

日本の医療費も、国家予算の半分、三〇兆円をとうに超えている。メディカル・フィットネス先進国アメリカの最先端の動きは、将来、医療費破綻が現実化した後に起こりうる未来の日本の姿に見える。

これからのVIPは、夕方に銀座や赤坂の「高級クラブ」ではなく、「高級メディカル・フィットネス」で顔を会わせるのが普通になる時代が来るだろう。

(本文より抜粋)

 

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