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では、商品体験を売ることの先には、いったい何が必要となるのか。
日本の多くのスーパーやショッピングモールで見られるように、最近どの店に行っても雰囲気が似てきている。
たとえ、開店当初は差があったとしても、中長期的に見ると、どの店でも、そこに並ぶ商品や陳列の仕方が互いに似てくる。 だから、商品そのものやその並べ方だけではもはや差別化が難しくなる。
すると、こうした店舗での差別化の主戦場は、顧客が「そこでどんな購買体験ができるか」に向かう。つまり、どういう商品がそろえてあるかより、商品を買うときに、どんな空間で、どんな体験ができるのかが重要となる。
ニューヨークやコネティカット州に「スーパーマーケットのディズニーランド」と呼ばれるところがある。「ステューレオナード(Stew Leonard’s)」というスーパーらしくない名前のこの店の売りは、選び抜かれた良質の食料品と楽しく買い物できる工夫にあふれていることだ。
(本文より抜粋)
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