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一方、米ジョージ・ワシントン大学の医学者ジーン・コーエン教授が「いくつになっても脳は若返る」(ダイヤモンド社)という著書の中で、年齢と脳の関係を四つの段階に分けて論じている。
それによると、50代後半から70代前半は組織や家族などから解放される段階で、「解放段階」と名付けている。この解放段階には「脳の生理的変化」と「ライフステージの変化」とが相互に影響を及ぼして心理面の変化を促す。このため「何かこれまでと違ったことがしたい」「いまやるしかない」というような、それまでの束縛からの解放を求める精神のエネルギー(インナープッシュと呼んでいる)が体の内部から湧きやすくなる。
(中略)
重要なのは、団塊世代の多くの人にとって、この「解放を求めるエネルギー」が高まる時期と「リタイア・モラトリアム」の時期とが重なるのが2007年以降なのである。したがって、2007年以降には、これらを背景とした「解放型消費」が増えていく。
(本文より抜粋)
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