競争激化の中、ホテル並みのサービスと施設がウリのラグジュリー型シニア住宅が登場
 
  2006年10月号 第36回
村田裕之

日本の有料老人ホームは設立ラッシュで、特にここ数年の増加ペースは異常なほどだ。こうした近年の競争激化で、つい数年前まで「売り手市場」だった市場は、今や「買い手市場」に変わってきた。この市場の今後の方向性を読む上で、世界で最も多様な住宅の選択肢を持ち、長い市場競争の経験を持つアメリカにおけるシニア住宅の変遷を見ておくことが参考になる。

(中略)

日本の高級老人ホームの代表だった(株)ハーフセンチュリーモアによるサンシティも、当初、設計者はすべてアメリカ人であり、施設デザインはアメリカのラグジュリー型CCRCを踏襲していた。最近、世田谷区馬事公苑に登場した「バーリントンハウス」も、この流れを踏襲したものだ。 これらのラグジュリー型は、従来の老人ホームらしくない「高級感」が売りであり、日本の富裕層もひきつけている。 日本では都市近郊の案件を中心に、今後しばらくは売れ筋商品となるだろう。

(本文より抜粋)




 

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