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昨年、オークション大手のイーベイが、あるソフトの将来性に目を付けて買収した会社がある。その名は、「スカイプ・テクノロジーズ」。ルクセンブルグにある小さな会社が開発した「スカイプ」(Skype)というIP電話のソフトが世界中の通信事業者から注目されているからだ。
その理由は、オンライン状態のパソコンでこのソフトを使うことで、世界中無料で電話ができるためだ。
(中略)
スカイプの周辺商品に、通話用のヘッドセット、カメラ、コードレス電話などがある。
一方、周辺サービスには、固定電話や携帯電話に発信できる「スカイプ・アウト」がある。
通話料は有料だが、国際電話など驚くほど安い。こうした商品・サービスは有料だが、既存のものに比べて割安なため、利用者は多い。これが収益源となっているのである。
スカイプ社は、これらの商品・サービスを提供する「Creative」「D-Link」「IPEVO」「Kodak」「Panasonic」といった大手メーカーとの提携を「パートナー・エコシステム」(生態系)と呼んで進めている。
誰もが使いたくなるようなコアサービスを無料で提供し、利用者を集める。そして、コアサービスを利用すると需要が喚起されるような周辺商品・サービスを投入し、収益を上げている。
商品・サービスを「生態系」の視点で見つめ直すと、ビジネスアイデアが湧き出てくる。
(本文より抜粋)
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