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ところが、悩ましいのは、こうした「第三の場所」をつくり、人が集まったからといって直ちに収益が上がるわけではないことである。
それは、たとえば中高年層を対象とした多くのNPO(非営利組織)を見れば明らかだ。退職ビジネスマンの社会参加を促すNPO、シニアのパソコンスキルの上達を目指すNPO、さまざまなサークル活動を支援するNPOなど、いまや中高年NPOは花盛りだ。
ところが、事業収支で見ると、そのほとんどが、よくてトントン、大半が実質赤字である。その理由は、そうしたNPOの多くが単なる趣味サークルの域を抜けておらず、事業体としての体裁が整っていないためだ。
こうした「収益の壁」にぶつかっている事例の共通点は、次のいずれかである。
(1) 多くの見込み客が来店するが、そもそも商品を売る構造・体制になっていない(多くのNPOなど)
(2) 来店客にその商品に関する告知はするが、顧客にとっての価値を納得してもらえず、商品を買ってもらえない(多くの無料セミナー、ネットショップなど)
(3) 来店客が買う気になっても、商品をすぐに買いにくい構造のため買ってもらえない(ネットショップ、雑誌など)
(本文より抜粋)
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