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米国マサチューセッツ州ニーダム市にヴァイタ・ニードル社という会社がある。この会社ではバイオ産業で使われるステンレス製のニードル(針)などの特殊部品を製造しており、GE、ジョンソン・アンド・ジョンソンなどの大手企業を中心に引き合いが多い。
実はこの会社の三五人の従業員の平均年齢は、七四歳。なかには、九〇歳で現役の人もいる。いわゆる「高齢者活躍企業」である。
だが、注目を浴びているのは、単に高齢者主体の職場ということではない。同社で製造するニードルの品質が極めて高く、価格も妥当で、納期も厳格なことから業界での評価が高く、競争力をもった優良企業だからだ。
高齢者主体の職場というと大した作業ができないと思っていることが根拠のない偏見であることを証明してくれる。
(本文より抜粋)
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