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こうした遺伝子工学の発展に並行して近年注目を集めているのは、「トランス・ヒューマニズム」と呼ばれる考え方だ。
これは「老化現象は病気の一種に過ぎず、その治療や予防は技術革新により可能で、人類は150歳、あるいはそれ以上の命をもつことができる」というもの。
(中略)
さて、人間の寿命が150年になると何が起きるか。
寿命が延びるということは、人生において何かをやることのできる猶予時間が増えることを意味する。これは、人間の潜在能力をさらに開花させる可能性を広げることになる。しかし、同時に長く生きる分の費用も必要となる。
(中略)
しかし、寿命150歳時代には、年金の支給年齢も遅くなり、支給額も少なくなると見込まれるため、年金をあてにしない収入カーブを設計せざるを得なくなる。
つまり、誰もが文字通り「生涯現役」に近づいていく。
(本文より抜粋)
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