都市近郊型オーガニック・ランドの可能性
 
  2003年7月号 第13回
村田裕之
 
大半が赤字の地方のテーマパーク
 
近年、テーマパーク業界は、
東京ディズニー・リゾートの一人勝ち状態に
近い。 いくつか健闘している例はあるものの、
特に地方のテーマパークは赤字経営で
苦戦しているところが多い。

バブル全盛の頃、日本全国にテーマパーク
が計画され、それらの多くは、
バブル崩壊の頃に開業した。
他との差別化がはっきりしない、
収支見込が甘い、第三セクターによる運営体制で 経営責任があいまい、
など多くの問題点が指摘されている。

ところが、これらと対照的に、「観光牧場型」の
レジャーランドは健闘している。

首都圏に比較的近い所では、
例えば、千葉県富津市の「マザー牧場」、 成田市の「成田ゆめ牧場」、
栃木県の「りんどう湖ファミリー牧場」などがある。

観光牧場型レジャーランドが赤字にならな理由は何か?

これらのレジャーランドには、赤字にならない共通の理由がある。
それは、その牧場で収穫される「食材」を核にした派生商品を組み合わせた
重層的なビジネスモデルを構築していることにある。
 

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