「世代間交流学校」という新しい認知症ケア
 
  2006年6月号 第30回
村田裕之

介護予防への注目もあり、運動療法による認知症の予防、症状の軽減策に注目が集まっている。また、栄養面での寄与も大きいとされ、食事療法による効果も研究されている。 これらの療法に加えて、最近注目を集めているのは、「学習療法」である。つまり、学びという、脳を最も使う知的活動を通じて脳機能の回復を図る試みだ。

(中略)  

この世代間交流学校のメリットは何か。まず、子どもは年配者のもつ多くの「人生の物語」を共有して生きた知恵を学ぶことができる。一方、年配者は、子どもに教えることで自身も何かを学ぶことができる。そして、認知症の年配者でも、こうした自己成長と社会貢献が可能だと実感できることが、認知症の軽減に大きく役立つことが何よりも重要だ。


(本文より抜粋)

 

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