メンタルヘルス・ケアの未来形は?
 
  2005年1月号 第13回
村田裕之

一方、日本でも近年、いくつかの会社がEAPを提供するようになった。

だが、広く普及しているアメリカと異なり、日本におけるEAPは、(1)国による制度の面、(2)サービスの質の面、(3)企業文化の面で、まだ発展途上である。

日本における何よりも大きな課題は、メンタルヘルス・ケアが「医学的な手法に限定されがち」なことだ。

(中略)

今後急速に高まっていく需要に対して、利用者側のニーズを深堀りすると、近未来における職場のメンタルヘルス・ケアには、

@個人的要因の解決、A職場の環境つくり支援、B身体支援、C感動支援、Dライフワーク支援、といったサービスが求められていく。

@では、弁護士、ファインナンシャル・プランナー、税理士、Aではオフィスサービス業、Bでは、フィットネス、リフレクソロジーといったリラクゼーション・サービス業、Cでは、エンターテインメント業、Dでは、コーチング業などが当てはまる。

メンタルヘルス・ケア分野は、こうした医療分野以外の多くの業種にとって新しいビジネスチャンスになるはずだ。

(本文より抜粋)

 

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